チェコ人は、ポーランド人、ウクライナ人、ベラルーシ人と比べて、第二次世界大戦中のナチスの占領下で比較的楽な生活を送っていたと考える人が多い。 この点については現在も議論が続いているが、プラハから車やバスで30分ほど旧リディツェ村に行くと、占領軍の手によってチェコ人が受けた極度の残虐行為をはっきりと、そして痛切に思い知らされることになる。