プラハで最も人気のスポーツ
チェコ共和国民が熱狂するスポーツはサッカー
チェコ代表チームは、ヨーロッピアンチャンピオンシップで1976年に優勝(当時はチェコスロバキア)、1996年には決勝進出、2004年には準決勝進出するなど、国際トーナメントで数々の功績を収めています。残念ながら、ドイツで開催された2006年ワールドカップでは、初戦で敗退しました。最近最も活躍するサッカー選手はトーマス・ロシツキーです。トーマスは1998年にスパルタプラハに加入した後、2006年アーセナルに移籍しました。アーセナルの最近の国際トーナメント出場は2008年のユーロリーグファイナルで、再び敗退しました。
プラハにはチェコ一軍チームとして活躍するスラヴィア・プラハ、ヴィクトリア・ツィツィコフ、スパルタ・プラハの3チームがあります。どのチームも強豪で、ヨーロッピアンチャンピオンリーグに度々出場しています。サッカーシーズンは、8~12月と2~6月です。
チェコで2番目に多く観戦されるのはアイスホッケー
アイスホッケーとサッカーの人気の高さはほぼ互角で、実際どちらがより人気があるかを言い切るのは難しいのですが、恐らくアイスホッケーが2番目に来るでしょう。アイスホッケーのチェコ代表チームは、ここ最近活躍が目覚ましく、世界選手権で3年連続優勝を飾った後(1999~2001年)、2005年に再び優勝しました。2006年に決勝に進みましたが、スイスと対戦し敗退しました。1998年のオリンピックでは、決勝戦で強豪ロシアを下し、見事金メダルを獲得しました。
プラハの2大ホッケーチームは、HCスラヴィア・プラハとHCスパルタ・プラハで、国内14チームのリーグに参加しています。しかし、才能のある若手プレイヤーたちは、国内リーグを離れ、より高収入が望める北米アイスホッケーリーグに移籍することがしばしばです。
ヴィスタビスチェには、大規模で新しいTモービル・アリーナがあり、ホレショヴィツェではスパルタの試合が開催されます。試合は熱狂した雰囲気に包まれ、プラハを訪れた際は必見です。開催シーズンは、9~4月です。