プラハでの滞在場所(郵便区で分類)
宿泊施設の事前予約や長期滞在をお考えなら、その利点や様々なプラハの地区や郵便区について知っておくとよいでしょう。プラハは、1960~1990年に10区に分けられ、地元の人々の大半が、自分の地区を名前や古い郵便区で呼んでいて、今でもそれが道路標識や住所に表記されています。
プラハ1
プラハ1は、川の両岸にある旧市街全体と新市街の半分にわたり広がるため、通常、この地区の宿泊施設はプラハ市内で最も高額です。しかし、この地区のあらゆる場所から名所まで気軽に徒歩で訪れられるため、公共交通機関を利用する手間が省けます。
プラハ2
プラハ2もまた、中心部にある魅力的な地区で、新市街の南半分とVinohradyの西半分を占めています。19世紀の豪華邸宅が立ち並び、地下鉄の便が良いです。
プラハ3
プラハ3にある環境がさほど良くないVinohradyの東半分は、地下鉄の便が非常に良いです。一方、Žižkovはより労働者階級の地区で、薄汚れた雰囲気が漂っています。ここから路面電車で市内中心部まで行けます。
プラハ4
プラハ南東部にある広大な地区で、主にNusle、Podolí、Braníkをはじめ、それなりに魅力のある19世紀の周辺地区から、共産主義時代の厳格な高層プレハブ住宅が立ち並ぶChodovやHájeまで広がっています。ただし、ChodovやHájeにいても、少なくとも地下鉄ですぐに市内中心部に行けます。
プラハ5
プラハ南西部の丘陵にある広大な地区で、空気が澄んでいて魅力的な別荘が立ち並び、地下鉄が通っている場所もいくつかあります。市内中心部に最も近いのはSmíchovです。活気あふれる19世紀後半の地区で、平均的な宿泊施設よりもお得な料金で宿泊できます。
プラハ6
別荘が立ち並ぶ理想的な丘陵地帯から市内中心部の北に広がる地区で、外国大使館とそのスタッフに人気があります。地下鉄がDejvickáまでしか伸びていなく、DejvickáとBubenečからのみ短時間で市内中心部に行けます。
プラハ7
北東部にある19世紀の周辺地区Holešoviceは、地下鉄と路面電車の便が非常に良いです。数多くの特設キャンプ場が集結するTrójaには、ほぼ田園風景が広がっていて訪れるのが困難です。
プラハ8
19世紀に計画された碁盤の目の道が走るKarlínは、市内中心部から近くて地下鉄の便が非常に良く、Libeňまで行けます。その他の地区は、Kobylisyまで地下鉄が伸びているものの、それほど綺麗ではありません。
プラハ9
プラハ北東部にあり、工場が立ち並ぶプラハ9は、いわばプラハを観光し尽くした後で訪れる場所です。しかし、地下鉄の便が良く、少なくとも気軽に市内中心部に行けます。
プラハ10
プラハ10もお忘れなく。田園地帯へとまっすぐに伸びています。プラハ南東部にあるStrašniceやVršoviceなどの地区は、市内中心部にやや近く、地下鉄が通っている所もあります。